実習活動費助成
実習に伴う交通費?宿泊費の負担格差を是正するために、後援会の実習活動費助成がある。助成のしくみは以下のとおりです。
1. 助成金の基となる予算について
後援会は、入学時に保護者またはこれに準ずる者が納めた後援会費(新入生1人あたり6万円?3年次編入学生1人あたり3万円)で運営されています。後援会費は、次のように分けて使われています。
サークル?自治会?学園祭助成 | 30,000円(3年次編入学生15,000円) |
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実習活動助成費(4年間) | 30,000円(3年次編入学生 15,000円) |
※助成金は格差是正のためのものです。全員に4年間で30,000円が支給されるのではなく、30,000円×各学年の人数を予算として、実習にかかった交通費?宿泊費を多く支払った学生に予算内で助成されます。
2. 助成対象者
次に該当する学生が助成を受けることができます。
- 実習先までの交通費が往復750円を越える者
- 実習に伴い、宿泊をし、その代金を支払った者(帰省先?親類宅等を除く)
■ 注意
- 交通費の自己負担額が往復750円以下の実習先で実習した学生には支給されない(徒歩?便乗?自転車?タクシーも支給対象外)。
- 宿泊費の助成を申請する際は、宿泊代の領収書が必要。紛失しないよう注意する。なお、宿泊費は、素泊まりの1,000円を超えた分のみ。朝食?夕食代を除いた領収書を発行してもらう。
3. 助成金の算出方法
学生に支給される助成金は、前述の式により算出されます。以下は、式に出てくる言葉の説明です。
- a:学生に支給される助成額。申請された実習旅費(交通費?宿泊費)の累計額(学年全員の合計)が予算内であれば申請額と同額。しかし、助成金は、後援会費の中から支出されるため、予算内でしか支出できない。そのため、この式で、各々の学生の支給額dを計算する。
- b:先に説明した予算の学年全員分の額。
- c:学生から申請された額の全員分の合計。
bがcより多ければ、予算内ということで、申請額がそのまま支給される。
bがcより少なければ、予算不足ということでb/cを一律全員に掛けて支給する。つまり、予算が80万円のところ、申請額が100万円あれば、全員に申請額の8割を支給することになる。 - d:各々の申請書に書かれた日程?実習場所により教務学生課が算出した各々の申請額。
■ 経費積算基準
- 日帰りは1日を1回とする。
- 宿泊の場合は出発日から帰宅日までを通算して1回とする。
- 宿泊費は1泊6,000円を助成対象限度とする。
- 実習先までの交通費は石川県公立大学法人教職員旅費規程により算出した額(大学もしくは自宅から目的地までの交通費の少ない方の額)とする。
4. 助成金の交付手続きについて
助成金の交付を受けるためには、交付申請手続きが必要です。申請は、実習終了後10日以内に速やかに提出してください。
区分 | 提出書類 | 提出期限 | 提出先 |
---|---|---|---|
申請 |
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実習終了後 10日以内 |
大学後援会事務局 (教務学生課) |
■ 注意
提出前に以下のことを確認する。
- 交付申請書の用紙は、教務学生課で配布している。
- 提出期限を厳守する。締切後の提出分は、支給できない。
- 申請書に実習担当教員の署名?捺印をもらう。
- 泊分の助成を申請する場合は、必ず領収書を添付する。
- 宿泊費には、朝食?夕食代が含まれてないことを確認する。
5. その他(補足事項)
宿泊費助成が該当するのは、実習に間に合うため、6時以前に家を出る必要のある者のみとします。