第6回多職種とともに考えるがん患者の事例検討会を2024年3月5日(火)に開催しました。
zoomを使ったオンライン開催であり、63名の方に参加していただきました。
第6回の事例検討会のテーマは「遺伝学的検査を受ける?受けない?意思決定に難渋する患者の支援を振り返る」であり、ミニレクチャーは「乳がん患者と遺伝学的検査-患者を取り巻く問題と必要な支援とは」というテーマで、福井県立病院 がん看護専門看護師 の 中野妃佐惠 さんによって行われました。
事例検討会では、
「中野さんが患者さんの心に寄り添って丁寧に関わっていたことが分かった」
「術前だけでなく、術後にもカウンセリングが設定されていることが必要」
「どれくらいの方が遺伝子検査をされるのか」
と意見交換されました。
ミニレクチャーでは遺伝学的検査受検の選択により起こりうる患者さんとその家族への影響や、配慮すべき点について講義されました。
<参加者の感想>
?私自身はがん診療には直接携わっておりませんが、患者様への関わり方や他職種との連携などとても勉強になりました。ありがとうございました。
?また違うかたちでもいいので検討会があれば、日々の看護に活かせられると思ってます。貴重な症例の数々ありがとうございました。
?がん患者の緩和、生き方、寄り添い方など様々な視点から意見をお聞きできるのでとても有意義であった。
?牧野先生の進行もこの事例検討会の楽しみのひとつでした。
本学主催による事例検討会は、今回を持ちまして終了となりました。長い間、皆様とともにがん患者様へのケアについて検討したことは、各回がすばらしい知見とモチベーションを得るものとなりました。皆様のご参加?ご協力に深く感謝いたします。