東日本大震災の発生から、15年目の3月11日を迎えました。
震災により犠牲となられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
東日本大震災は、想定を遥かに超える巨大津波、そして福島第一原子力発電所事故を伴い、わが国がそれまで経験してきた地震災害とは一線を画す、未曾有の大災害でした。この震災の教訓を経て、国内の防災体制は強化され、人びとの防災意識も着実に向上してまいりました。
一方で、令和6年能登半島地震においては、2011年当時から積み残された課題や、社会情勢の変化に伴う新たな課題が浮き彫りとなりました。避難所の環境整備や衛生対策、要配慮者へのケア、そして受援体制の構築といった諸問題は、今なお十分な解決に至っていないのが現状です。また、度重なる災害を経験しながらも、人びとの健康と生活を守る専門人材の育成は、喫緊の課題として残されています。
当講座は、東日本大震災の教訓を片時も忘れることなく、令和6年能登半島地震の被災地に最も近い教育研究機関として、災害に強い看護職の育成と、実効性の高い学術研究をより一層推進してまいる所存です。
改めて、犠牲となられた方々の安らかなるご冥福をお祈り申し上げ、15年目の誓いといたします。
災害実践看護学講座 一同